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ロボスプリント競技規定

1. 競技の概要
ロボスプリント競技は、ロボットを直線に沿って走行させ、その速度を競う競技です。この競技に出場するロボットをロボスプリンタと呼びます。

競技は、細長い直線のコースを使って行います。コースの一方の端をスタート側、もう一方の端をゴール側と呼びます。図1に示すように、コースのスタート側の右(または左)側にスターティングゾーンがあります。コースのゴール側の端の少し手前に、ゴールラインが引かれています。コースのスタート側の端からゴールラインまでの部分の中央には直線が引かれています。ゴールラインからコースのゴール側の端までは、ブレーキングゾーンです。

操作者は、審判の合図で、ロボスプリンタをスターティングゾーンの内側から自由な姿勢で出発させます。ロボスプリンタは、自動で直線に沿って走行し、ブレーキングゾーン内で停止します。

走行時間は、審判のスタートの合図から、ロボスプリンタの体の一部がゴールライン上に達するまでの経過時間とします。ロボスプリンタが、ゴールラインに到達する前にコースから外れた場合は失格とします。また、ゴール通過後、ブレーキングゾーン内で停止しない場合も失格となります。


2. ロボスプリンタに関する規定
2-1 ロボスプリンタは、操縦されることなく、自ら動く必要があります。エネルギー源としては、電池(蓄電池を含む) だけが許されます。
2-2 ロボスプリンタは、1辺の長さが25cmの立方体に収まらなければなりません。走行中に形状が変化する場合も、常にこの制限を満たしていなければなりません。
2-3 ロボスプリンタは、競技中にコース内に本体の一部を放置してはいけません。
2-4 ロボスプリンタは、競技中に操作者により、ハードウェアおよびソフトウェアの追加、取りはずし、交換、変更を受けてはなりません。ただし、軽微な修理・調整許されます。

3. コースに関する規定
3-1 コースの幅は45cm、長さは約9.5mです。コースの一方の端の近くにコースに隣接してスターティングゾーンがあります。スターティングゾーンの大きさは幅30cm、長さ45cmの長方形で、長いほうの辺がコースに接しています。コースのもう一方の端から1mのところに、コースの長手方向に垂直に、コース幅いっぱいにゴールラインがあります。ゴールラインからコースの端までを、ブレーキングゾーンと呼びます。(図2 参照)
3-2 スターティングゾーン側の端から、ゴールラインまで、コースの中央に直線が引かれています。
3-3 スターティングゾーンのゴールライン側の辺がコースと接する位置から、ゴールラ インのスターティングゾーン側の位置までをコースの長さとします。コースの長さは、8mとします。
3-4 コースとスターティングゾーン、ブレーキングゾーンの床面は黒色です。中央に引かれた直線は、幅19mmの白色です。ゴールラインも幅19mmの白色です。