「Z80ロボット製作実例」横山直隆先生
講習会を開きました
2日目−午後−各自プログラム作成実習 を見学してきました。
すでにライントレースロボットは完成し、試走、調整しているところでした。
参加者は10名(定員)で、主に工業高校や専門学校の先生。
一組、親子で参加されている方がありました。
トレースロボットのキットは、横山直隆先生が製作された「Y98ROBO」。
パソコン、工具などは学校備品を使用。
講習会では、はんだこての使い方から教えたそうです。
神奈川県立産業技術短期大学校では、在職者の方や、これから就職しようとす
る方を対象に技術を学べるよう、講習会を開催されています。
横山直隆先生の講習会は今回で3〜4回目。
10月にはV25を使用したロボット製作の講習会を開催されるそうです。
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実習用ライントレース・ロボット「Y98ROBO」
Y98ROBO/N(バッテリーなし)\75000
Y98ROBO/B(バッテリー付き)\82000
Y98ROBOは、デバッグ機能を持ったZ80CPUボードを搭載した自
立型ライントレースロボットです。これ一台でZ80のプログラミング作成か
らデバッグ、実行までプログラムの基礎から応用まで習得可能です。また、こ
のY98ROBOはメカトロ学習に必要なセンサー技術、モータ駆動技術など
幅広く学習することが出来ます。
プログラム開発はZ80のCコンパイラまたは付属のデバッグソフト(クロ
スアセンブラー、リモートデバッガー)とモニターROM、RS232Cケー
ブルでRAMに転送するだけですぐにユーザーが作成したプログラムを動かす
事が出来ます。
主な仕様
CPUボード:TMPZ84C015BF−10/PIO(5ポート)/
RS232Cドライバー/SRAM(32K)付
デバッグソフト:クロスアセンブラ、リモートデバッガ
通信ケーブル:RS232Cケーブル
モニタROM:32KB(付属)、マニュアル(FD:テキストファイル)
モータドライブボード:Y98ROBO−10
センサーボード:Y98SR1.1
モータ:ステッピングモータ2個
シャーシ:1セット
車輪:2個
接続ケーブル、マニュアル
株式会社サン・マイテック
〒111東京都台東区日本堤2−33−5町田ビル3F
TEL 03−5603−9801
FAX 03−5603−9802
担当者 竹中 仁
トラ技に広告掲載あります
東日本支部の講習会に参加された横山直隆先生(産業技術短期大学校)から、
講習会の案内をいただきました。
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手軽にロボットを組立、動かしたい方へ
下記のように講習会を行います。
講習会名「Z80ロボット製作実例」
日時 9月2日(月)、3日(火) 午前8時50分より午後4時10分まで
場所 神奈川県立 産業技術短期大学校 制御技術実験室
横浜市旭区中尾町56(神奈川県運転免許試験場隣)
電話 045−363−1231
内容 トレースロボットの組立とプログラム作成(反射型光センサ4個のロボ
トレーサを予定)
講義・実習項目
ロボトレーサ、マイクロマウス、相撲ロボットの概要
センサ、モータ回路の概要
マイコン回路の概要
メカ部の構成
プログラムの作成方法
基板の組立(ロボトレーサ、マイクロマウス兼用基板)
全体の組立
動作テスト
プログラム作成と走行実験
受講料 3,200円 当日納めて下さい。
申込方法 別紙パンフレット参照、定員に若干余裕がありますので電話で確認
してください。この講習会の他にもロボット製作に参考になる講習会
がありますので参加してください。
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「Z80ロボット製作実例」講義・実習項目
1日目−午前−全体の説明
1 マイコンをマスタする方法・・・
実際に製作してプログラムする、
数多くの疑問点やトラブルに出会う。
2 Z80の応用として適当なもの何か・・・
マイクロマウスが良いであろう。
性能の向上に伴うハードウェア、
ソフトウェアに多くの項目を含んでいる。
3 始めに手を付けるものは何が適当か・・・
もう少し簡単なものが良いであろう。
ロボトレーサが適当と考える。
4 ロボトレーサの概要
5 マイクロマウスの概要
6 相撲ロボットの概要
7 センサ回路 マイクロスイッチ、光センサ、超音波センサ
8 モータドライブ回路 ステッピング・モータ、DCモータ
9 マイコンの概要 Z80マイコンのハードウェア
10 メカの概要 車輪伝達機構
11 プログラムの作成方法 ソースプログラムの入力、アセンブル、転送、
実行
1日目−午後−ロボトレーサの組立
1 全体の構成
2 インターフェース回路
3 センサ回路
4 メカ部
5 基板のはんだ付け
6 全体の組立
7 動作テスト
8 電池の取扱い
2日目−午前−プログラム作成の方法
1 走行プログラムの解説
2 テストプログラムの作成と動作試験
2日目−午後−各自プログラム作成実習
1 ライントレースプログラムの作成
2 より高速化するための手法
3 各自プログラム作成実習
以 上