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つくばチャレンジ

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2012年以降の計画について


2012年以降のつくばチャレンジの計画について


 つくばチャレンジは、2007年に、移動ロボットにつくば市内の遊歩道1kmを自律走行させることを課題としてスタートし、その後、課題コースを若干変えながらも本年度までほぼ同じ課題のチャレンジを行ってきました。この「つくばチャレンジ」は当初より、1回限りの単発事業ではなく、同種の課題で5年間くらい継続することにより技術のシンポとその普及を図る、言う方針で進めてきました。が、来年度(2011年)は丁度第5回目となり、当初の計画に従えば一段落となります。

 つくばチャレンジでは、この間、多くの参加者が市街地歩道の実環境を自律的に走行させるロボットのための要素技術やシステムインテグレーションの技術を磨き、経験して、さらにそれを共有することにより、我国における市街地における屋外自律ナビゲーション技術のレベルは目に見えて向上したと感じられます。つくばチャレンジが我国のロボットの技術レベルの向上にそれなりに貢献していることは嬉しい限りです。

 一方、ロボット技術や関連する分野では、人々が住む実環境の中で働くための技術について、実環境でテスト・実証しつつ開発してゆくべき課題が限りなくあります。「つくばチャレンジ」も、5年目の2011年を機に今までの市街地自律走行の課題は一旦終了させ、また新しい概念の下に課題を設定して新しいやり方で進めていくのが良いと考えます。

 つくば市は、将来の社会のために必要な技術を、実際の人々の生活環境の中でテストして実証しながら開発してゆくフィールドとして使われることを期待し、それに対して協力を惜しまないという態度を取っておられます。

 つきましては、2012年度以降のつくばチャレンジの課題やその運営方法について、是非ご意見・アイディアをお寄せ下さい。

 なお、この5年間の「つくばチャレンジ」の主催・運営は(財)ニューテクノロジー振興財団のご厚意により行われてきました。ニューテクノロジー振興財団は諸般の事情により2011年度限りで従来のような活動は停止せざるを得ないと予想されます。従って、新しい課題によるつくばチャレンジは、学会などの別の組織とつくば市が協力して運営する必要があります。その運営方法についてもご意見が頂ければ幸いです。

2010年11月6日

つくばチャレンジ委員長
油田 信一